はしもと歯科 BLOG

診療内容MEDICAL

歯周病

患者さんとお話していると、時に大変残念な気持ちになることがあります。
「出来るだけ歯を残したい」「入れ歯にはしたくない」「そのために、しっかり治療をして欲しい」
というご希望をいただいても、ご自分では気付かないうちに歯周病が進行し、ご希望を叶える治療方針が見つからないときです。
歯周病は歯ぐきの中で歯を支えている骨がなくなっていく病気です。
むし歯のように自覚症状がなく、気付いたときには、もう歯を残せないことも多くあります。
次のような症状がある場合は歯周病の可能性があります。

歯周病セルフチェック

歯みがきをすると、歯ブラシに血がつくことがある。
歯ぐきが赤く腫れている。
歯ぐきに痛みがある。
歯が以前より長くなったような気がする。
グラグラ動く歯がある。
朝、起きた時、口の中がネバついている。
歯垢や歯石がたくさんついている(1年以上定期健診を受けていない)。
たばこを吸っている。
鼻ではなく、口で呼吸している。

8個以上:レッドカード! 歯周病が進行しているかもしれません。
4~7個:イエローカード! 要注意です。早めに健診を受けましょう。
0~3個:ひとまず安心と言えますが、歯周病は自覚症状なく進行していきますので、定期的な健診を受けましょう。

歯周病の治療方法は日々進歩しており、以前より多くの歯を残せるようになっており、当院でも力を入れております。
もし、「自分も歯周病かも?」と思われた場合は、怖がらずに歯周病の検診を受けられることをお勧めいたします。

当院の歯周病治療の流れ

  • 診査・診断
    レントゲン、歯肉の炎症の有無、口腔内写真などの検査を行い、歯周病の進行状態とその原因を調べます。
  • 治療計画の立案
    診査結果と患者さんの全身状態、生活習慣、咬み合わせなど踏まえた、治療方針を患者さんと相談しながら決めていきます。
  • 歯周基本治療
    歯周病は複数の歯周病菌による細菌感染症です。治療は歯石やプラーク(歯垢)の除去を行いこれらの細菌を減らします。そして、口腔衛生指導によって患者さん自身の手で再び細菌が増えてこない、メンテナンス法を身に着けていただきます。そうして細菌の炎症を抑えることが治療のスタートです。
  • 再評価(治療成果の確認)
    再び診査を行い、治療成果を確認します。歯周基本治療のみでは対応できない場合、患者さんと相談の上、外科手術処置を含めた治療を進めていきます。
  • メインテナンス
    常に口腔内細菌が存在する以上、歯周病予防に終わりはありません。再び、歯周病が進行しないように、定期的なメインテナンスで細菌除去を行っていきます。

当院の歯周病治療の特徴

  • 歯周病は罹患しているのが自覚にしにくい病気です。20代で約7割、30~50代で8割、60代では9割もの方がが罹患しているのが実情です。
    治療のためには現在の状態をしっかり把握することがスタートです。お口の中の写真、レントゲン撮影、歯肉の炎症などを診査し診断を行っていきます。
  • 詳しい検査結果をもとに、患者さんごとに違う全身状態、生活習慣、咬み合わせの状態、患者さん自身のご希望などを考慮した治療計画を患者さんと相談しながら決めていきます。
  • 「歯石を取る」と言っても、進行した歯周病の歯についた歯石は硬く、きれいに取り除くことが難しい場合が多くあります。歯の根の形の複雑さも取りにくくしている要因のひとつです。歯周病を治療するためには、こびりついた歯石をきれいに取り切る技術が必要です。当院の歯科衛生士は、フリーランス歯科衛生士である谷垣裕美子先生より、定期的に直接指導を受け、知識と技術の向上を図っています。

はしもと歯科

所在地

〒730-0846 広島市中区西川口町12-3

ご予約・ご連絡先

TEL:082-503-0808 / FAX:082-503-0809

診療内容

歯周病・インプラント・むし歯・予防・審美・矯正・顎顔面矯正(生え変わりの時期の矯正)・再生療法

当院では医療DXを推進しております
午前
9:00

12:30
       
午前
9:40

12:30
  休診 休診
午後
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5:50
       
午後
1:50

6:30
  休診 休診

※木曜日診療の場合は、火曜日の診療時間に準じます
※当医院は予約制を採用しています。新患随時受付。急患応需。
※休診日:木曜日・日曜・祝日(祝日のある週の木曜は診療いたします。)
※学会等の関係で休診日が変更になる場合がございます。
※ご予約の上ご来院頂くか、予めお電話にてご確認ください。